先に答え
- have been to:行ってきた・行ったことがある(今はここにいる)
- have gone to:行ってしまった(今はここにいない)
| 例文 | その人は今 | |
|---|---|---|
| been | She has been to the library. | 図書館に行って、帰ってきた |
| gone | She has gone to the library. | 図書館に行ったまま、ここにいない |
迷ったら、「その人は今ここにいるか」を考えると選べます。
現在完了の have を「持っている」と考えます
現在完了(have + 過去分詞)は、have を「持っている」と考えると理解しやすくなります。過去にしたことを、今も持っている、という形です。
- She has been to Kyoto.
→ 京都に行った「経験」を、今も持っている - She has gone to Kyoto.
→ 京都に行ってしまった「状態」を、今も持っている(だから今ここにいない)
経験を言うときは been を使います
「〜に行ったことがある」は have been to です。ever・never・回数と一緒によく使われます。
- Have you ever been to Hokkaido?(北海道に行ったことはありますか)
- I have been to Osaka twice.(大阪には2回行ったことがある)
- I have never been to a foreign country.
自分のことを I have gone to 〜. と言うと、「私は行ってしまって、ここにいない」という意味になり、話している状況と合わなくなります。
went との違いは、「今とつながっているか」です
went(過去形)は、過去にあった事実を言っているだけです。今その人がどこにいるのか、何をしているのかは、この文からは分かりません。
- She went to the library.
→ 図書館に行った。もう帰ってきたのか、まだ図書館にいるのかは分からない
現在完了は、過去の出来事が今とつながっています。だから has gone は「行ってしまって、今ここにいない」、has been は「行ってきて、今はここにいる」と、今の様子まで伝わります。
- She has gone to the library.
→ 行ってしまった。その結果、今ここにいない - She has been to the library.
→ 行ってきた。今はもう戻っている
| 言っていること | 今の様子 | |
|---|---|---|
| went | 過去に行った(事実だけ) | 分からない |
| has gone | 行ってしまった | ここにいない |
| has been | 行ってきた・行ったことがある | ここにいる |
yesterday や last week のように「過去のいつか」をはっきり言う言葉と現在完了を一緒に使わないのも、ここから考えると分かりやすくなります。「昨日」と言った時点で、話は過去で切れてしまい、今とのつながりを言う現在完了とは合わなくなります。
会話では、前の文が手がかりになります
英検の会話問題では、相手の質問から「今いるか、いないか」が分かります。
- A: Is Lucy at home?(ルーシーは家にいる?)
- B: No, she has gone to the library.(いや、図書館に行っちゃった)
「いない」と答えているので gone です。
確かめの問題
AI英語塾がInstagram・TikTokで毎日出している1日1問から、この使い分けの問題です。独自に作った問題です。
- A: Is Lucy at home? B: No, she has ( ) to the library. 1 been 2 gone 3 went 4 going
答え
- 2 gone:「家にいる?」に「いいえ」。今いない=行ってしまった。been は「行ってきた」、went は has のあとに置けない
ほかの問題と解説は 英検®1日1問の答えと解説 にあります。
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