英検3級の英作文は、25〜35語。原稿用紙にすると3行ほどです。 難しい単語も、凝った構文も要りません。 決まった順番で4文書けば、それで条件を満たします。
- 何を書けばいいか、手が止まってしまう
- 書いたけれど、語数が足りない
- 文法は合っている気がするのに、点が低い
- 日本語で考えてから英語にすると、途中で詰まる
3級のライティングは配点が大きく、ここが無得点だと合格は苦しくなります。 逆に言えば、型を覚えるだけで点が安定する部分でもあります。
1. 出題は「質問に答える」形式
3級では、次のような質問が出ます。
自分のことを答えるだけです。正解・不正解はありません。
ここで大事なのは、言いたいことをそのまま英語にしようとしないことです。 たとえば「冬は雪がきれいだから」と思いついたとします。日本語としては自然ですが、 そのまま英語にしようとすると、主語は何か、動詞はどれかで手が止まります。
先に、自分が知っている単語で、主語と動詞をはっきりさせた日本語に置き換えます。
○ 私は雪が好きです ↓ そのまま英語になる I like snow.
日本語を作る段階で、英語の形に合わせておく。 ここが3級のライティングでいちばん大事なところです。
2. 4文の型を覚える
この順番で書きます。
- 答え——質問にそのまま答える
- I have two reasons.——理由が2つあると宣言する
- First, 〜.——1つ目の理由
- Second, 〜.——2つ目の理由
2文目は毎回そのまま使えます。覚えてしまってください。
使っている単語は winter / skiing / family / hot food / cold days だけです。 中学1年生で習う語ばかりですが、これで条件を満たしています。
3. 答えは、質問の言葉をそのまま借りる
1文目で詰まる方が多いのですが、これは機械的に作れます。
質問文の単語をそのまま使ってよいのが3級です。 自分で英作文を組み立てようとせず、質問を並べ替えるところから始めてください。
4. よくある減点と、その直し方
理由が1つしかない
理由が1つで、しかも2文目が内容を足していません。語数も13語で足りません。 理由は必ず2つ書いてください。 First / Second を使えば、自分でも数えられます。
質問に答えていない
「どの季節が好きか」と聞かれているのに、冬の思い出を書き始めてしまう答案を見ます。 1文目で必ず質問に答えてください。 その後に理由を足す順番です。
語数が足りない
4文の型で書けば25語は超えます。足りないときは、理由に具体例を足します。
with my family / in the park / every weekend / at school—— このあたりを足すだけで、1文が3〜4語伸びます。
5. 使い回せる理由を、いくつか持っておく
本番で理由が思いつかないのが、いちばん怖いところです。 どんな質問にも使える理由を用意しておくと安全です。
- I can spend time with my family.(家族と過ごせる)
- It is good for my health.(健康にいい)
- I can learn many things.(多くを学べる)
- It is fun for me.(自分にとって楽しい)
- I can meet my friends.(友達に会える)
この5つを覚えておけば、季節・スポーツ・食べ物・場所—— 3級で出るたいていの質問に、どれかが当てはまります。
それでも書けないときは、文法が原因です
型を覚えても書けない場合、英文を組み立てる文法が抜けています。 3級の英作文で必要なのは、次の3つだけです。
- 主語+動詞の語順——I like / I can / I have
- 三単現の s——My father likes(主語がIでないとき)
- 動名詞——I like eating(動詞のあとに動詞を置くとき)
ここが怪しいなら、3級でつまずく文法5項目のほうを先に確認してください。 型は、英文が書ける人が点を安定させるための道具です。
書いた英文を、その場でAIが採点します
この記事の型で書いた答案を、提出前に確認できます。
- 内容・構成・語彙・文法の4観点で採点します
各4点・合計16点。どこで点を落としているかが分かります。 - 日本語で講評します
よく書けている点と、直すとよい点。自然に直した例文まで示します。 - 級別の課題を収録しています
3級・準2級・準2級プラス・2級のレベルに合わせた課題です。
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おわりに
25〜35語というのは、4文で足りる量です。
I have two reasons. と First, / Second, を覚える。 使い回せる理由を5つ持っておく。 これだけで、本番で手が止まることはなくなります。
あとは、書いたものを誰かに見てもらうことです。 自分では合っているつもりの英文に、間違いは残ります。
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